共通テスト 日本史図版問題対策 bP
【寺院の伽藍配置変遷】

問1 上の寺院の伽藍配置の模式図について、古いものから時代順に正しく配置したものを、次の@〜Eのうちから一つ選べ。

   @東大寺→薬師寺→法隆寺→四天王寺→飛鳥寺  A飛鳥寺→四天王寺→法隆寺→薬師寺→東大寺  B薬師寺→東大寺→四天王寺→法隆寺→飛鳥寺
   C飛鳥寺→薬師寺→法隆寺→四天王寺→東大寺  D四天王寺→薬師寺→法隆寺→飛鳥寺→東大寺  E飛鳥寺→薬師寺→東大寺→法隆寺→四天王寺

【解説】 正解はAです。時代によって、寺の中にある建物の配置が変わります。それが伽藍配置の変遷です。寺院の伽藍配置変遷は昔からよく出題される定番の問題です。ここに大安寺が加わることがありますので、全部で6つを古い順番に覚えておきましょう。ちなみに大安寺は一番新しい伽藍配置なので、東大寺の次になります。西塔と東塔が門から出てしまい、もはや塔の役割がほとんどなくなってしまっているように感じる伽藍配置が大安寺の特徴です。

珈琲ブレイク

  修学旅行でよく行くお寺が奈良県では東大寺・薬師寺・法隆寺です。多くの学校がすべて見学すると思いますが、時間の関係で2つの場合は薬師寺がカットされることが多いようです。私も何度か修学旅行の引率をしましたが、毎回この3つは見学できました。教師になって一番うれしいこと、それは「仕事として修学旅行に行けること」と言い続けている私ですが、もう5年も行っていません(涙)。ちなみに校長先生になると毎年行けます。それから養護教諭も毎年行けます。
  さて、真面目な話に戻ります。実際に見学するとこの伽藍は覚えやすいものです(『百聞は一見にしかず』ですね)。例えば法隆寺の場合、拝観券(チケット)を見せて入口から入ると、目の前には右手に金堂、左手に五重塔が見えてきます。注意したいのは東大寺です。東大寺の西塔と東塔は現存していませんので今は見ることができません(何と高さ100mの七重塔だったそうです)。薬師寺は東塔が国宝で、西塔は再建された塔なので国宝には指定されていません。ここはお坊さんの法話(お話)がとても面白いので、そのことが強烈な印象として残り、伽藍配置の記憶は曖昧になるかもしれません。以前、薬師寺のお坊さんの話を聞いてあまりにも面白かったので、「とっても面白いお話でした。ありがとうございました。」と御礼を言うと、そのお坊さんはサインをしてくれました。今でも大切にとってあります。(オンコロコロ、オンコロコロと書いてあります。お経の一部でしょうか、サインなのにお坊さんの名前はどこにもありません?)
  なお、四天王寺は大坂府、飛鳥寺は奈良県にあります。修学旅行で行くことはほとんどないお寺なので、私は個人旅行で行きました。飛鳥寺は駅前のレンタル自転車を借りて拝観しました。天気がよい日でよかった!